地盤業界のプラットフォーム「グランダートユニオン」が設立される

兼松日産農林株式会社は主に住宅関連事業を展開する企業である。同社は、東日本大震災の発生から生じた住民の住宅地盤に対する不安を改善するために、昨年11月に「グランダートユニオン」を発足させた。

東日本大震災によって広範囲に液状化現象が発生することとなった。そうした背景もあって、近年、建物の耐震・免震構造だけでなく「地盤」そのものへの関心が高まっている。

ニュースサイトや雑誌などにおいてもこうした傾向は高まっている。例えば、「住宅選び」に関するトピックスや特集では「地盤の安定性」の話題が増えている。こうした状況をみても、近年は「地盤の安定性」が家選びにおいて重要なポイントの一つになっていることが窺える。

（画像はプレスリリースより）

この「グランダートユニオン」は先進的な地盤調査及び地盤改良技術・ノウハウを共有して、社会に貢献することを目指している。

「グランダートユニオン」の目的は、「第三者認証工法」を積極的に採用することによって、住民の安心と満足を地盤から創っていくことである。そして、新たな地盤調査及び地盤改良技術・ノウハウによって、住宅地盤での沈下事故を防止することを目指している。




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