2025年08月08日(金)

　建設・設備ニュース

JFEスチールら　メキシコ湾ガス田開発プロジェクト向け油井管を納入

TOP
>
JFEスチールら　メキシコ湾ガス田開発プロジェクト向け油井管を納入

新着ニュース30件

三栄建築設計の木造住宅用接合金物がグッドデザイン賞

熊谷組、VRを活用した風環境可視化技術を開発

JFEエンジニアリング、扇島都市ガス供給から都市ガス供給設備建設工事を受注

エアロセンスとNTTドコモ、リアルタイム映像伝送防災インフラの実験に成功

野村不動産など、兵庫県JR宝塚線・塚口駅前「プラウドシティ塚口」を竣工

新日鉄住金エンジニアリング、日新製鋼・呉製鉄所向け加熱炉燃料転換工事を完工

理化学研究所と鹿島・コマツ、共同研究を開始

MHPS、いわき市で勿来IGCCパワー合同会社・石炭ガス化炉の本格工事に着手

東京建物株式会社、九州初の地下鉄駅直結・免震タワーレジデンスを着工

三井不動産、新宿駅前に新たなランドマーク「新宿M-SQUARE」竣工

竹中工務店、吊り下げ式免震構造を採用した「手術エリア免震システム」を開発

戸田建設、タワークレーンの2次元自動誘導システムを開発

東京建物、所有ビルに累積損傷把握機能を有した被災度判定システムを導入

東芝エネルギーシステムズ、豪州の火力発電所大型改修工事を契約

ノーヴェグランデ、帝冠様式の「九段会館」の一部保存・建替え事業に着手

三井不動産、2018年9月名古屋に三井ショッピングパークを開業

MHPS、オランダで天然ガス焚きGTCC発電所の水素焚き転換プロジェクトに参画

新日鉄住金、意匠性チタンが中国・復旦大学管理学院棟に採用決定

地盤ネットHD、サービス微動探査「地震eye」と制震ダンパーの連携を開始

川崎重工、四條畷市交野市清掃施設組合向けごみ処理発電施設・リサイクル施設を納入

三井不動産、台湾・台北駅至近のホテル事業「（仮称）中山忠孝ホテル」に参画決定

大和ハウス工業、インフラ点検用狭小空間点検ロボット「moogle evo」を発売

鹿島、人間工学に基づいた軽量設計「ウェアラブルバイブレータ」を開発

ソーラーフロンティア、横浜市で初期投資0円の事業者向け太陽光発電事業を開始

国土交通省、官庁営繕事業に係る電子納品要領等を改定ー4月より適用

相鉄グループ、横浜に「JOINUS TERRACE二俣川」が4月27日グランドオープン

MHIEC、川崎市から一般廃棄物処理施設「橘処理センター」の建設工事を受注

日揮、ベトナム最大級のメガソーラー発電所建設プロジェクトを受注

大林組など、国際宇宙ステーション／「きぼう」日本実験棟における実験の試験体を回収

竹中工務店、超高性能コンクリートの極細柱「ペンカラム」を初適用

JFEスチールら　メキシコ湾ガス田開発プロジェクト向け油井管を納入

　2013年10月25日 10:00　

厚肉での製造技術確立で対応

JFEスチール株式会社は10月21日、メキシコ湾シェルフで展開される超深部のガス田開発プロジェクト向けにケーシングパイプ用油井管「JFE-UHP（R）-15CR-125」1,900トンを伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社と共同で納入し、現地に設置されたことを発表した。

（画像はニュースリリースより）

このプロジェクトで使用されるガス井は、8,900mの超深部のガス田から天然ガスを産出する商業井戸。従来開発されてきた深さ5,000mを大きく上回り、内圧や荷重が高く、また最深部は230℃を超える環境となる。このため高強度で厚肉、高温に対応可能で耐腐食性のある鋼管であることが求められた。

これに対しJFEスチールは独自に開発した高強度で高温特性に優れた耐腐食性鋼管である「JFE-UHP（R）-15CR-125」について、一般的なケーシングで使用される標準板厚13mm程度を大きく越える厚肉での製造技術を確立。知多製造所において最大管厚34.29mm、外径7～9インチの継目無鋼管を製造し、納入した。

今後の超深井戸の開発展開に期待

JFEスチールはニュースリリースでこのプロジェクトの開発成功をきっかけに同様の超深井戸の開発が進むことに対する期待を述べ、

当社は今後とも、鋼管をはじめとする高機能・高品質な鋼材商品の提供を通じて、世界の資源・エネルギー開発に貢献してまいります。（JFEスチール株式会社ニュースリリースより引用）

としている。