鹿島建設　グッドデザイン賞を2件で受賞

鹿島建設株式会社は10月16日、「芝浦工業大学 国際大学寮」、「屋上はらっぱ」の2件でグッドデザイン賞を受けたことを発表した。

（画像はニュースリリースより）

グッドデザイン賞は公益財団法人日本デザイン振興会が決定するもので、対象はあらゆる領域にわたっている。

埼玉県さいたま市「芝浦工業大学 国際大学寮」は、留学生と日本の学生が交流を深め、世界に向けて情報発信を行う国際交流の拠点となることを目指したもの。

基準階はプライバシーとコミュニケーションの両立を図ることを目的に、個室群を交流の場であるコモンルームでつなぐH型の平面形としている。シェアキッチンとコモンルームを一体化し、さらに外部空間であるコモンテラスへとコミュニケーションの場が広がる計画は、「食事の場から会話が始まり交流が活性化する」をキーワードにしたもの。


千葉大学との共同受賞となった千葉県稲毛区の「屋上はらっぱ」は市民参加型の新しい屋上緑化デザイン。減少している町中の空き地などの草地を近隣植生と日用の廃材により整備、環境に配慮した低コストで軽量な屋上緑化を可能とした。

市民が自ら地域生態系調査やリサイクル資源収集、デザイン、施工を実施し、「緑」を作る楽しさを体験することができる。




鹿島建設株式会社　ニュースリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201310/16a1-j.htm