建設・設備ニュース
2025年07月15日(火)
 建設・設備ニュース

プライメタルズ テクノロジーズ、宝鋼より熱間圧延機用インダストリー4.0パッケージを受注

新着ニュース30件






























プライメタルズ テクノロジーズ、宝鋼より熱間圧延機用インダストリー4.0パッケージを受注

このエントリーをはてなブックマークに追加
「インテリジェント工場」パイロットプロジェクトの一環として、新技術パッケージを導入
2017年6月22日、プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies, Limited)は、宝山鋼鉄股份有限公司(Baoshan Iron & Steel Group Co. Ltd:Baosteel、以下、宝鋼)から、熱間圧延機の板幅制御性能向上と、スクラップ材発生量削減を実現する新技術パッケージの動的板幅制御システム「Dynamic Width Control」(以下、同制御システム)を受注したと発表した。

同制御システムを組込む際には、生産ラインを停止する必要がないため、2017年末までに、通常生産を継続しながら試運転と調整が行われる。

なお、宝鋼は、新たに設立された宝鋼集団有限公司(China Baowu Steel Group Corp Ltd)の傘下にあり、約6千万トンの年産量を持つ世界第2位の鉄鋼メーカーだ。

また、宝鋼の熱間圧延機(HSM 1580)は政府プログラム「China Manufacturing 2025(中国製造 2025)」において「インテリジェント工場」パイロットプロジェクトに選出されている。
プライメタルズ テクノロジーズ
動的板幅制御システムの概要
同制御システムは、熱間帯鋼を張力制御して、板幅を調整する。この際、板幅偏差は仕上げ圧延機の入側と出側で測定され、入側板幅の偏差はフィードフォワード幅制御で、出側の板幅に残った偏差はフィードバック幅制御で、補償制御される。

また、フィードフォワード幅制御で、ロールバイト内での幅広がりやスタンド間のクリープ変形の影響も考慮する。さらに、機械学習ベースの幅変化予測機能により、上流側となる粗圧延機の正確な目標圧延板幅を計算し、圧延設定も改善している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

プライメタルズ テクノロジーズ プレスリリース
http://www.primetals.co.jp/japan/press/pdf/20170622.pdf


Amazon.co.jp : プライメタルズ テクノロジーズ に関連する商品
  • 三栄建築設計の木造住宅用接合金物がグッドデザイン賞(10月6日)
  • 熊谷組、VRを活用した風環境可視化技術を開発(3月18日)
  • JFEエンジニアリング、扇島都市ガス供給から都市ガス供給設備建設工事を受注(3月17日)
  • エアロセンスとNTTドコモ、リアルタイム映像伝送防災インフラの実験に成功(3月17日)
  • 野村不動産など、兵庫県JR宝塚線・塚口駅前「プラウドシティ塚口」を竣工(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索