建設・設備ニュース
2025年07月15日(火)
 建設・設備ニュース

三井住友建設、非常時に船舶・電気自動車の電力を建物へ利用する電源供給システムを開発

新着ニュース30件






























三井住友建設、非常時に船舶・電気自動車の電力を建物へ利用する電源供給システムを開発

このエントリーをはてなブックマークに追加
実建物にて電気自動車からの電力供給によるエレベーター稼働実証を実施
2017年06月16日、三井住友建設株式会社は、国立大学法人東京海洋大学と共同で、災害などによる大規模停電時の動力電源を、船舶や電気自動車から合理的かつ経済的に供給することを可能にする電源供給システム「陸・海電力コネクティングシステム」(以下、同システム)を開発したと発表した。

非常用発電機のない小規模な建築物において、緊急時のエレベーターの電源として、電気自動車のバッテリーで供給する取り組みが進められているが、供給できる電源は電灯単相3線式200V/100Vであり、エレベーターを稼働できる動力三相200Vではないため、課題となっていた。

この度開発した同システムを、横須賀市役所久里浜行政センターにおいて試験導入し、電気自動車のバッテリーによるエレベーターの稼働実証試験を行い、稼働中の消費電力のデータを取得した。
三井住友建設
システムの概要
同システムは、船舶から供給される電源を電気自動車で内陸部へ搬送して、非常用電源のない病院・役所・避難所などの建物に、電力を供給するもの。

また、電気自動車バッテリーの電灯電源を動力電源に変換する「交流電源安定装置」を備えているため、エレベーターも稼働できる。

実証試験では、エレベーター積載量を適切にコントロールし、大型電動機の始動電流を抑制することにより、稼働回数を増やすことができることも確認した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三井住友建設 ニュースリリース
http://www.smcon.co.jp/2017/061619387/


Amazon.co.jp : 三井住友建設 に関連する商品
  • 三栄建築設計の木造住宅用接合金物がグッドデザイン賞(10月6日)
  • 熊谷組、VRを活用した風環境可視化技術を開発(3月18日)
  • JFEエンジニアリング、扇島都市ガス供給から都市ガス供給設備建設工事を受注(3月17日)
  • エアロセンスとNTTドコモ、リアルタイム映像伝送防災インフラの実験に成功(3月17日)
  • 野村不動産など、兵庫県JR宝塚線・塚口駅前「プラウドシティ塚口」を竣工(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索