建設・設備ニュース
2025年07月22日(火)
 建設・設備ニュース

水建設 水素エネルギー利用システムの開発スタート

新着ニュース30件






























水建設 水素エネルギー利用システムの開発スタート

このエントリーをはてなブックマークに追加
エネルギー有効活用のための共同研究
清水建設は、産業技術総合研究所と屋内における水素エネルギー利用システムの共同研究開発を始める。

水素は、二酸化炭素を排出しないことや、さまざまなエネルギーから容易に製造できる点から、次世代のセカンドエネルギーとして注目が集まる。

例えば、太陽光発電などの余剰電力を水素に変換して蓄電し、電力需要や熱需要に応じて利用すれば、エネルギーを無駄なく有効に活用できる。

共同研究では、効率的な蓄電と利用技術の確立、水素社会に対応できる建物付帯型の小型で安全なシステムを開発する計画だ。

水素エネルギー
建物内のエネルギーを最適管理
水素エネルギー利用システムとは、余剰電力を用いて水素を製造、さらに水素吸蔵合金により貯蔵する。必要なときに水素を放出させ、酸素との化学反応により電気と熱を取り出す技術だ。

水素吸蔵合金は、従来の高圧貯蔵のボンベより、安全性が高く容易に貯蔵できるなどメリットが大きい。

同研究所が保有するこの合金に関する技術を基に、材料や配合比の最適値を探り、特性を最大限に活かした貯蔵手段を確立する。

また、同社が開発したスマートBEMSを活用し、再生可能エネルギーの発電状況と建物の電力・熱需要を監視し、水素の製造、貯蔵、放出等をコントロールする技術も確立する。

今後、約2億5千万円を投じ、2016年秋までに福島再生可能エネルギー研究所内に実証システムを構築し実験を行う。

そこで得た各種データやノウハウを反映させることでシステムの精度を高め、2020年までに建物等への適用を目指すという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

清水建設株式会社 プレスリリース
http://www.shimz.co.jp/


Amazon.co.jp : 水素エネルギー に関連する商品
  • 三栄建築設計の木造住宅用接合金物がグッドデザイン賞(10月6日)
  • 熊谷組、VRを活用した風環境可視化技術を開発(3月18日)
  • JFEエンジニアリング、扇島都市ガス供給から都市ガス供給設備建設工事を受注(3月17日)
  • エアロセンスとNTTドコモ、リアルタイム映像伝送防災インフラの実験に成功(3月17日)
  • 野村不動産など、兵庫県JR宝塚線・塚口駅前「プラウドシティ塚口」を竣工(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索