建設・設備ニュース
2025年08月09日(土)
 建設・設備ニュース

東レ・ダウコーニング株式会社が土木用2成分形 シリコーンシーリング材を新発売

新着ニュース30件






























東レ・ダウコーニング株式会社が土木用2成分形 シリコーンシーリング材を新発売

このエントリーをはてなブックマークに追加
アルコキシタイプの2成分形シリコーンシーリング材
東レ・ダウコーニング株式会社は、アルコキシタイプの2成分形シリコーンシーリング材Dow Corning Toray SE 990 F(以下、SE 990 F)を9月から発売開始すると発表した。

SE 990 Fは、JISA 5758 G-F-25LM(SR-2-10030)に適合している。またそれだけでなくJSIAは防火戸用指定シーリング材であるため、日本国内の建築案件に適用可能だ。またSE 990 Fは、JWWA K-146-2004とJWWA K142-1997の溶出試験に適合している。そのため日本水道規格が要求しているダムや浄水場等などのコンクリートジョイント部に使用されるシーリング材として最適だ。

それ以外にも外気温に関係なく作業可能なため、季節を問わず使用することが可能だ。このようなことから老朽化が進んでいる日本のインフラ関連において、今後貢献することができる。

東レ・ダウコーニング株式会社
(画像は東レ・ダウコーニング株式会社)
外気温に関係なく作業が可能
SE 990 Fは耐久性や耐候性に優れており、ビルのカーテンウォール、外装用のウェザーシールや高速道路、橋、滑走路、土木工事などのインフラ関連のコンクリートジョイント部で使用可能だ。そのため近年増加しているインフラ関連用途のニーズを受けて、日本市場向けに開発、販売することになった。

現在よく使われている多くの2成分形シリコーンシーリング材が、外気温などによって作業可能時間に影響を及ぼしていた。しかしSE 990 Fは気温の変化にも問題なく、安定した作業時間を確保できる。

また容易に混練できるということから、屋外の現場作業でも最適だ。冬場に使用する場合には硬化促進剤を必要とすることが多いのだが、0℃以下の過酷な作業現場でも硬化することができる。反対に夏場においても、硬化遅延剤を必要としない。

東レ・ダウコーニング株式会社は、顧客や社会のサステナビリティに貢献することを目標として、製品のイノベーションの実現を目指している。それだけでなく建築や土木用シリコーンの使用方法、シリコーンを使用した建築・土木用シーリング材の目地計算など、設計開発について技術サポートも提供する。


外部リンク

東レ・ダウコーニング株式会社 ニュースリリース
http://www.dowcorning.co.jp/ja_JP/

東レ・ダウコーニング株式会社
http://www.dowcorning.co.jp
Amazon.co.jp : 東レ・ダウコーニング株式会社 に関連する商品
  • 三栄建築設計の木造住宅用接合金物がグッドデザイン賞(10月6日)
  • 熊谷組、VRを活用した風環境可視化技術を開発(3月18日)
  • JFEエンジニアリング、扇島都市ガス供給から都市ガス供給設備建設工事を受注(3月17日)
  • エアロセンスとNTTドコモ、リアルタイム映像伝送防災インフラの実験に成功(3月17日)
  • 野村不動産など、兵庫県JR宝塚線・塚口駅前「プラウドシティ塚口」を竣工(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索