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2025年07月24日(木)
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三井造船子会社、イギリスのバイオマス発電設備建設を受注

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三井造船子会社、イギリスのバイオマス発電設備建設を受注

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運転・保守業務も担当、発電能力は27.8MW
三井造船は9日、デンマークの子会社Burmeister & Wain Scandinavian Contractor A/S(BWSC)を通じ、イギリスのクラムリントン市におけるバイオマス熱電併給設備(CHPプラント)の建設、ならびに運転・保守業務(O&M)を受注したと発表した。

三井造船
同設備は発電能力27.8MW、年間223GWの発電を予定しており、燃料は木質チップ。CHPプラントで作られた電気と熱を近接する製薬会社2社に供給するほか、余剰電力については売電を行う方針となっている。

熱効率高める再熱技術を率先して採用
今回の案件は、デンマークのボイラーメーカーBurmeister & Wain Energy A/Sと共同での受注。BWSCは、ボイラー部分を除くCHPプラントのエンジニアリングから機器調達、建設、据付、さらには試運転までを一括して担当。さらに12年間のO&Mも合わせて請け負う。

設備の特徴となるのが、大規模な火力発電所で実績のある再熱技術を、バイオマス発電所に用いる点だ。タービンからの蒸気をボイラーに戻して再加熱し、再びタービンに戻すこの技術は熱効率を高めることが出来るが、今回のような規模の発電所での投入は比較的新しい試み。また、同技術を用いたバイオマス発電所としてはイギリス初のケースになる見込みであるという。

三井造船によれば、今後同設備を含む発電所が運転を開始した際には、年間の二酸化炭素排出量をガス火力発電所との比較で56,000t削減することが可能になるとのことだ。


外部リンク

三井造船 プレスリリース
http://www.mes.co.jp/press/2015/20151209.html


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