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2025年08月08日(金)
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ミャンマー ヤンゴンの桟橋改修工事受注 

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ミャンマー ヤンゴンの桟橋改修工事受注 

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ミャンマー民主化後、初のODA
JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:岸本純幸)は、ヤンゴン・ダラ地区のフェリー用桟橋改修工事を受注した。(新フェリー桟橋完成予定図)
ミャンマー桟橋改修工事
(画像はプレスリリースより)

これは、日本国政府によるミャンマー国への開発援助(ODA)により進行予定の港湾施設整備の第一弾にあたり、二国間援助のODAとして国際協力機構(JICA)が発注した案件である。

長年の実績・貢献度を高く評価
同社がミャンマー国内で受注するのはこれが初めてではない。これまでも永年にわたり橋梁建設を手がけた実績があり、2013年11月にはミャンマー国との合弁会社・J&Mスチールソリューションズを設立するにまで至った。

この合弁会社も2014 年から鋼構造物の製作工場を本格的に稼働予定で、このような港湾施設の建設実績やミャンマー国内におけるインフラ建設の製作能力を買われての受注となった。まさに長年の信頼と実績のたまものだ。

今回受注工事の現場となるダラ地区は、ヤンゴン市内中心部とヤンゴン河を隔てた住宅街で、市街地へ出る多くの住民はフェリーを利用する。その数は特に民主化以降の経済成長に伴い増加の一途をたどり、今や一日あたり3万人を超える、住民にとってはまさに市街地への「足」である。

ところが、その「足」となるフェリー乗船施設の桟橋は建設後すでに数十年が経ちすっかり老朽化した。利用者が多いだけに、朝夕の通勤ラッシュの時間帯には、混雑のため既に利用客の転落事故が発生するなど、施設の損壊や安全性に対して強く危惧されていたものだ。

同社で受注したのは老朽化したフェリー乗船施設の桟橋1基の改修工事であるが、さらに2基のフェリー桟橋と連絡橋および旅客ターミナルを新設して、2014年10月には大幅に機能アップした乗船施設が完成する予定だ。

ミャンマー国の繁栄ととともに
今回のフェリー乗船施設のみならず、今後ますます発展に向かうミャンマー国においては、交通・物流・ライフライン・医療等多方面でのインフラ整備が追いついていない状況で緊急課題である。

建設実績のある橋梁の他、岸壁・桟橋、荷役クレーン等港湾施設もさらに補完・整備される予定だ。

同社は、合弁会社J&Mソリューションズとともに手を携え、今後もミャンマー国の発展に積極的に寄与していく考えだ。


外部リンク

JFEエンジニアリング株式会社 プレスリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2014/20140306100631.html
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