橋梁商品「NSカバープレート」
新日鉄住金エンジニアリング株式会社の橋梁商品「NSカバープレート」が、沖縄県久米島町発注の「銭田橋改修工事」に採用された。沖縄県内では初となる。
これまで羽田空港D滑走路桟橋など、延べ57万平方メートルの納入実績があり、塩害地域の橋梁や都市部の跨線・跨道橋で検討される件数が増加している。
(画像はプレスリリースより)
「道路法施工規制の一部を改正する省令」に対応
NSカバープレートは、本体構造物への取り付けに必要な支持材を組み合わせた橋梁用高機能外装材であり、内皮材、芯材、外皮材でできたサンドイッチパネルも含む。軽量であるため新設橋以外の既設橋でも設置できる。
機能としては、防食、常設足場、遮音、美装がある。
防食機能とは風雨や紫外線、結露などから構造物を守り、腐食が進行しにくくなるというものだ。常設足場機能はNSカバープレートを設置することによって、桁や床版下面などの点検作業や、タッチアップなどの補修作業を行うことが可能な機能のことだ。
そのため国交省令「道路法施工規制の一部を改正する省令」に定められた、橋梁の5年に1度の近接目視点検にも対応できる。これまで常設足場機能による設置としては、2014年2月に完了した東京外環自動車道東北線跨線橋がある。

新日鉄住金エンジニアリング株式会社 ニュースリリース
http://www.eng.nssmc.com/news/detail/235