「T−Light Solar」を販売
太陽工業株式会社は樹脂ハニカム構造体のアルミ複合板を基材とした太陽電池モジュール「T−Light Solar」を製品化し屋根への設置を可能にした。
太陽工業株式会社はこれまで、太陽光発電パネルを製品化し販売してきた。近年では太陽光発電に対する需要が高まっている中、太陽電池モジュールの軽量化に市場ニーズがあると判断し、岐阜プラスチック工業の樹脂製ハニカム構造体「TECCELL(R) (テクセル)」に着目した。
(画像はプレスリリースより)
岐阜プラスチック工業株式会社と共同開発
「T−Light Solar」は、太陽工業株式会社と岐阜プラスチック工業株式会社が共同で開発した太陽電池モジュール。従来型モジュールとは違い、超軽量で高剛性の樹脂ハニカム構造体「TECCELL(R) (テクセル)」にアルミ板を張り合わせた複合板を基材としている。
またアルミ複合板の表面には、多結晶シリコン太陽電池のセル42枚と透明保護フィルムを貼り合わせており、モジュール化している。
重量はこれまでの太陽電池モジュールと比べて、1平米当たり約7kgと、最大約53%の軽量化を実現した。そのうえ下地鉄骨材の低減や軽量化も可能としているため、設置総重量においても業界最軽量クラスを実現した。
今後は国際物流総合展2014へ出展するなど、新発想の太陽電池モジュールの認知度を高めていく予定。さらに「T−Light Solar」を社会に供給することによって、地球環境の保全に貢献していく。

太陽工業株式会社 ニュースリリース
http://www.taiyokogyo.co.jp/news/2014/岐阜プラスチック工業株式会社
http://www.risu.co.jp/gifu-plastic/index.html