環境と防災に配慮した街づくり
東京ガス株式会社は、豊洲埠頭地区(東京都江東区)約60haの用地に、熱と電気を効率的に供給する「スマートエネルギーネットワーク」の整備を進めている。その区域4に、このほどスマートエネルギーセンター(エネルギー供給プラント)を建設着工した。
豊洲埠頭地区では、公益施設、業務・商業施設、住宅などの多様な都市機能を配置したまちづくりが展開される。この計画は、江東区が環境と防災に配慮した街づくりの基本構想として発表した「豊洲グリーン・エコアイランド構想」に基づく。
さらに、プロジェクトには国土交通省の「住宅・建築物省CO2先導事業」、「先導的都市環境形成促進モデル事業」が採択されている。
ネットワークの拡張
同社がインフラを整備する区域4では、街づくりの進展にあわせてエネルギーネットワークを拡張。さらに、区域2に新たなスマートエネルギーセンターを設置し、エネルギーネットワークを面的に拡大する計画だ。
地域冷暖房で省エネ都市を実現
同社は、『大型高効率ガスエンジンコージェネレーションシステム(CGS)と地域冷暖房との組み合わせで、高効率に地域へエネルギーを供給することができる。』さらに、『停電時でもエネルギー供給を継続するなど、地域の環境性と防災性に配慮した』としている。

東京ガス:
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20140728-01.html