建設・設備ニュース
2025年08月08日(金)
 建設・設備ニュース

清水建設 自社開発の浄化工法が12ヶ月後も効果的であることを確認

新着ニュース30件






























清水建設 自社開発の浄化工法が12ヶ月後も効果的であることを確認

このエントリーをはてなブックマークに追加
12ヶ月経過後も環境基準値下回る
清水建設株式会社は地下水がベンゼンによって汚染されていた北海道内の事業所跡地において自社が開発した汚染土壌・地下水浄化工法「バイオバブルクリーン工法」を適用し、12ヶ月経過後もベンゼン濃度が環境基準値(0.01mg/リットル)以下であることを確認したと発表した。

浄化工法
(画像はニュースリリースより)

適用したのはベンゼンによる地下汚染水の浄化で対象面積は125平方メートル、対象震度はGL-2~-7m、ベンゼン濃度は環境基準値の4.2倍である0.042mg/リットル。GL-7mの不透水層に達する特殊な注入井戸を16本構築し、そこから微細な酸素気泡含有の窒素・リン等からなる栄養剤を0.5MPa以下の低圧で1日8時間、12日間にわたり注入した。

注入開始後5日でベンゼン濃度は定量下限値(0.001mg/リットル)未満まで低減した。

ベンゼンや油による汚染の浄化に
バイオバブルクリーン工法は地中の好気性微生物を活性化させ、汚染物質を分解する原位置浄化工法。マイクロ・ナノレベルの酸素気泡を含有した栄養剤を地下水中に注水することで、飽和溶存酸素濃度が空気だけを注入する場合の4倍近くのレベルに達する。好気性微生物に必要な酸素を効率的に供給することで短期間での浄化を可能とし、ベンゼンや油による土壌汚染・地下水浄化に威力を発揮する。


外部リンク

清水建設株式会社 ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp


Amazon.co.jp : 浄化工法 に関連する商品
  • 三栄建築設計の木造住宅用接合金物がグッドデザイン賞(10月6日)
  • 熊谷組、VRを活用した風環境可視化技術を開発(3月18日)
  • JFEエンジニアリング、扇島都市ガス供給から都市ガス供給設備建設工事を受注(3月17日)
  • エアロセンスとNTTドコモ、リアルタイム映像伝送防災インフラの実験に成功(3月17日)
  • 野村不動産など、兵庫県JR宝塚線・塚口駅前「プラウドシティ塚口」を竣工(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索