5月の建設工事出来高、前年同月比10.5％増-国交省調べ

国土交通省は7月18日、平成29年5月分の「建設総合統計」を公表した。統計によると5月における建設工事の出来高は、前年同月比10.5％増の、3兆9,031億円だった。内訳をみると民間工事が同10.6％増の2兆4,745億円、公共工事が同10.3％増の1兆4,286億円となっている。

民間工事のうち建築工事は前年同月比9.1％増の2兆211億円。このうち居住用施設の建築工事は、同4.8％増の1兆2,456億円。非住居用の建築工事は、同16.8％増の7,755億円だった。また、民間工事が請け負った土木工事は、同17.5％増の4,534億円となっている。

公共工事の内訳は建築工事が、前年同期比7.1％増の2,876億円。土木工事は同11.1％増の1兆1,410億円だった。

地域別の建設工事の出来高は、北海道が前年同月比15.7％増の1,867億円。東北地方は同4.1％減の4,395億円。

関東地方は前年同月比15.8％増の1兆4,748億円。北陸地方は同13.5％増の1,881億円。中部地方は同7.4％増の4,403億円。近畿地方は同2.9％増の4,651億円。

中国地方は前年同月比9.8％増の1,889億円。四国地方は同13.7％増の1,091億円、九州・沖縄地方は同19.2％増の4,105億円となっている。

（画像はプレスリリースより）




国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000698.html