2級建築施工「学科試験(後期)」のみ受検の合格者発表
国土交通省は1月26日、平成29年度2級建築施工管理技術検定「学科試験(後期)」の学科試験のみ受検の合格者が決定した、と発表した。
2級建築施工管理技術検定は、建設業法に基づき、国土交通大臣の指定試験機関、一般財団法人建設業振興基金が実施している。
年2回で学科のみ試験の受検・合格者数ともに過去最多
平成29年度より、2級建築施工管理技術検定の学科試験は、前期6月、後期11月の年2回実施となった。
後期の学科試験は、11月12日全国21地区・38会場で実施され、学科試験のみ受検の後期、前後期延べ合計、合計の前年比の結果は、以下のようになった。
受検者数:7,868人、10,803人、前年比43.0%増
合格者数:3,148人、4,395人、同25.9%増
合格率:40.0%、40.7%、同5.5ポイント減
合格基準は、40問中24問以上の正解である。
前後期合計の合格者数は、4,395人と過去最多を記録したが、合格率は低下した。
2級学科試験は、平成18年度から18歳(高校3年生)、平成28年度より17歳(高校2年生)での受験を可能とした。
高校生に限定すると、後期学科試験、前後期延べ合計の結果は、以下のとおり。
受検者数:3,919人、4,489人
合格者数:1,346人、1,533人
合格率:4.3%、34.2%
受検者数・合格者数ともに過去最多だった。
受検者への通知
2級学科試験と実地試験の同日受検者の合格発表は、2月2日(金)の予定とのこと。
受検者へは合否通知書、不合格者には不合格の旨および成績通知を、建設業振興基金より1月26日に発送する。
合格者の受験番号、試験問題、正答その他の内容は、建設業振興基金のホームページに掲載される。
試験問題・解答内容、個人得点等についての問い合わせは、一切応じない、としている。
(画像は国土交通省のHPより)

国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001218905.pdf