建設・設備ニュース
2025年05月14日(水)
 建設・設備ニュース

大和エネルギー、愛媛県西予市で風力発電所「DREAM Wind愛媛西予」の建設に着手

新着ニュース30件






























大和エネルギー、愛媛県西予市で風力発電所「DREAM Wind愛媛西予」の建設に着手

このエントリーをはてなブックマークに追加
環境に配慮しながら標高約400~450mの山林内に建設
2018年1月19日、大和ハウスグループの大和エネルギー株式会社は、愛媛県西予市宇和町に、風力発電所「DREAM Wind愛媛西予」(以下、同発電所)の建設に着手すると発表した。

同発電所は、同社が土地所有者より約4.3haの用地を賃借し、標高約400~450mの山林内に建設するもので、環境面へ配慮して、樹木の伐採や造成を最小限に留め、自然環境を極力現状のまま残す。

そこで、風車をなるべく道路近傍に建設するとともに、鉄塔や電柱などの人工構造物が自然の景観を損なうことのないように、各風車間・風車と変電所間の送電設備のほとんどを地下に埋設する。このため、暴風等による災害にも強い送電設備となる。
大和ハウス
「DREAM Wind愛媛西予」の概要
同発電所の最大出力(発電出力)は16,000kW、発電開始風速は4m/s(10分間平均)で、年間の予定発電量は約8,000世帯分の電力量に相当する約35,000MWhであり、同発電所で削減される温室効果ガスは、1年間で14,805t-CO2になり、杉林のCO2吸収量に換算すると、約1,180ha分に相当するとのこと。

発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し、四国電力株式会社に販売する。

なお、定格出力2,000kWの風車を8基設置し、風車機器は株式会社日立製作所製で、主な仕様は、翼材質GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)・タワー高さ78m(標準タワー高さ)・全高121m・ロータ直径:86m・ブレード長さ42mであり、総事業費は約67億円になる。

また、売電開始は2019年11月で、事業期間は2019年11月~2039年10月末の予定であり、20年間の売電売上高は約154億円だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

大和ハウス プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000913.000002296.html


Amazon.co.jp : 大和ハウス に関連する商品
  • 三栄建築設計の木造住宅用接合金物がグッドデザイン賞(10月6日)
  • 熊谷組、VRを活用した風環境可視化技術を開発(3月18日)
  • JFEエンジニアリング、扇島都市ガス供給から都市ガス供給設備建設工事を受注(3月17日)
  • エアロセンスとNTTドコモ、リアルタイム映像伝送防災インフラの実験に成功(3月17日)
  • 野村不動産など、兵庫県JR宝塚線・塚口駅前「プラウドシティ塚口」を竣工(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索