新工場の設立と「金沢箔ものづくりセンター(仮称)」の運営を発表、箔一

株式会社箔一は4月28日、新工場を設立すると発表した。それに伴って現在稼働している第一から第三工場と、物流センターの移設・改装も行い「金沢箔ものづくりセンター(仮称)」として運営していく予定だ。

箔一は金沢市内に「金沢箔」「工芸品・建築装飾」「食品」「化粧品」の製造工場があり、その隣に「物流センター」がある。今回建設する新工場は、これまで「金沢箔工芸品」と「建築装飾」を生産していた工場を新設・改装し、生産量を大幅に増強する。

新工場の稼働に合わせて、建築装飾工場、物流センターも移管し、工場エリア一帯で新しい文化を創造する。“箔一のものづくり”は、徹底した品質管理と高い技術が基本だ。一般の人が見学することによって、金沢箔の魅力をより具体的に伝えることが可能となる。

また生産部門の働きやすい環境づくりも重視しており、コミュニティースペースには屋上庭園を設け、新しい生産工場を目指していく。

その他にも箔文化や伝統産業に携わる人材を対象として研修を行うことができるようにもなっているため、次世代を担う若者を育成していく。



（画像はニュースリリースより）




株式会社箔一　ニュースリリース
http://www.hakuichi.co.jp/news/release/news_000630