コノコフィリップス・インドネシアの圧縮設備プロジェクトを受注
東洋エンジニアリング株式会社(TOYO)のインドネシア法人イーカーペーテー(IKPT:PT. Inti Karya Persada Tehnik)は2月23日、現地エンジニアリング会社ティマス(Timas:PT. Timas Suplindo)とのコンソーシアムにて、コノコフィリップス・インドネシアの圧縮設備プロジェクトにおいて、設計・調達・建設業務(EPC)を受注した、と発表した。
コノコフィリップス・インドネシアは、インドネシアのスマトラ島南部に保有するコリドー・ブロックにあるスバン・ガス田からの天然ガス生産量を維持するため、圧縮設備プロジェクトを立ち上げた。
インドネシアで各種プロジェクトを展開中
プロジェクトにおいて、IKPTとTimasは、ガスタービン圧縮機5基、ガスタービン発電機1基、および付帯機器の設計・調達・建設業務を受注した。
契約形態は一括請負で、工事の完成は2019年を予定している。
インドネシアは、世界第4位の2億4千万人の人口を有し、近年5%を超える経済成長率を続けており、日本企業をはじめ外国企業による製造拠点の設立や資源開発に伴う投資の拡大も見込まれている。
TOYOは、2012年2月インドネシアの大手エンジニアリング会社であるIKPTの株式を取得し、47%の持株比率で筆頭株主となり、インドネシアでのビジネス拡大を図った。今後とも、TOYO案件でIKPTと協業し、インドネシアのみでなくアジア新興国へ事業展開していく計画である。
なお、TOYOは現在インドネシアで、ジャカルタ都市高速鉄道プロジェクトや合成ゴムなど石油化学系のプロジェクトを遂行中である。
(画像は東洋エンジニアリングのHPより)

東洋エンジニアリング株式会社のニュースリリース
http://www.toyo-eng.com/jp/ja/company/news/?n=581