国土交通省、建設業許可業者数調査の結果を公表

国土交通省は6月4日、平成26年3月末時点の建設業許可業者数調査の結果を公表した。

調査によると、平成26年3月末の建設業許可業者数は47万639業者。前年同月より0.2％増加した。建設業許可業者数がピークに達した平成12年3月末時点と比較すると、21.7％の減少となっている。

都道府県別の許可業者数をみると、最も多いのは東京都の4万3,607業者で、全体の9.3％を占める。次いで大阪府の3万6,485業者（全体の7.8％）、神奈川県の2万6,950業者（全体の5.7％）と続いた。

逆に最も少ない県は、鳥取県の2,126業者で、全体の0.5％だった。鳥取県の続いて少なかったのは、島根県の2,959業者（全体の0.6％）と、高知県の2,979業者（全体の0.6％）だった。

（画像は、国土交通省の報道発表資料より）

一般・特定の別でみると、一般建設業は44万9,671業者で、前年より0.1％増加した。一般建設業許可業者数がピークに達した平成12年3月末時点と比較すると、22.2％の減少となっている。

一方、特定建設業は4万3,061業者で、前年に比べて0.5％増加した。特定建設業許可業者数がピークに達した平成17年3月末時点と比較すると、15.9％の減少となっている。

業種別では、最も多かったのが「建築工事業」の16万3,246業者で許可業者の34.7％を占める。次いで、「とび・土工工事業」15万8,645業者（許可業者の33.7％）、「土木工事業」の13万3,904業者（許可業者の28.5％）と続いた。




国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo.html