建設・設備ニュース
2025年08月06日(水)
 建設・設備ニュース

「壊れず崩壊しない」タフネスコートの実証実験を開始、清水建設

新着ニュース30件






























「壊れず崩壊しない」タフネスコートの実証実験を開始、清水建設

このエントリーをはてなブックマークに追加
「タフネスコート」の実証実験
清水建設株式会社と三井化学産資株式会社は、防衛大学校から指導を受け、「タフネスコート」の実証実験を行った。「タフネスコート」は、コンクリートの衝撃に対して抵抗力の向上と寿命をより長くする技術のことだ。

「タフネスコート」の特徴としては、コンクリートで作られた物の表面に樹脂(ポリウレア)を数mmの厚さで覆うだけで、構造物の衝撃に対して抵抗力が上がる。また「粘り強さ」を維持するということは、「タフネスコート」が初の技術だ。

清水建設
(画像はプレスリリースより)

新しい発想「壊れても崩壊しない」
様々な要素実験を行ってきたのだがその結果、タフネスコートの基本的な性能を確認したため本格的な実証実験を行う。第一弾は壁式構造物の鉄筋コンクリート製道路の防護壁に対する車輌の衝突や、防波壁。地上タンク防液堤に対する津波漂流物の激突に抵抗するための力が上がる効果を検証した。

これまでは「壊れず崩壊しない」というものだったが、「壊れても崩壊しない」という考えになり、耐力補強の半分程度のコストでコンクリートの抵抗力向上ができるようになったことが最大のメリットだ。

今回の実証実験によって効果を検証できたため、防護壁に適用し自動車の衝突による壁の崩壊や飛散、劣化による表層の剥離を防ぐことができる。


外部リンク

清水建設 ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2014/
Amazon.co.jp : 清水建設 に関連する商品
  • 三栄建築設計の木造住宅用接合金物がグッドデザイン賞(10月6日)
  • 熊谷組、VRを活用した風環境可視化技術を開発(3月18日)
  • JFEエンジニアリング、扇島都市ガス供給から都市ガス供給設備建設工事を受注(3月17日)
  • エアロセンスとNTTドコモ、リアルタイム映像伝送防災インフラの実験に成功(3月17日)
  • 野村不動産など、兵庫県JR宝塚線・塚口駅前「プラウドシティ塚口」を竣工(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索