大林組 最大規模の発電所
株式会社大林組(東京都港区)は、20日、同社が保有する兵庫県神戸市の遊休地において、「押部谷(おしべだに)太陽光発電所」の建設に着手したことを発表した。この事業は同社としては最大規模にあたる約1.8ヘクタールの発電施設を設置するもので、発電規模9.7MWを見込んでいる。設計・調達・施工は大林組が、運営は大林組が100%出資している子会社の「株式会社大林クリーンエナジー(東京都港区)」が行う。
(画像はプレスリリースより)
一般家庭2,700戸の1年分を発電
メガソーラーが設置されるのは、兵庫県神戸市西区押部谷町木津の遊休地。2014年9月に完成、同10月に発電開始を予定している。見込まれる年間の総発電量は981万kWhで、これは一般家庭約2,700戸が1年間に使用する電力量に相当する。この施設で発電した電力は、再生可能エネルギー特別措置法の固定価格買取制度により、関西電力に送られることになっている。
大林グループとして発電事業を展開
大林クリーンエナジーは、2012年以降、北海道から九州までの広範囲にわたって、十数カ所の太陽光発電所建設を手がけているが、現在施工・計画が進行中の施設も合わせて、合計で100MWの発電量を目標にしているという。今後も、大林グループとして、再生可能エネルギーの発電事業を積極的に展開していきたい考えだ。

神戸市内において大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設に着手
http://www.obayashi.co.jp/press/news20130820_01株式会社大林組
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